脳卒中から助かる会 ☆☆

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声  明

「脳卒中から助かる会」は脳血管センターの患者、横浜市民、 ひいては近県住民の命と健康を守るため次のように声明します。
1.横浜市立脳血管医療センターから救急治療部門を無くすことに反対します。また救急治療部門の弱体化に反対します。
2.逆に全国から優れた医師を招いて救急治療の充実、強化を求めます。特に外科部門について改善を求めます。
3.4月1日発令のセンター神経内科医の保健事務職への異動の撤回を求めます。
平成17年 3月31日

  [説明]
 1) 一昨年起きた外科の事故と管理部門の事故隠しが昨年11月に注目を浴 びると、横浜市衛生局は本来の対策である外科部門と管理部門の改善の代わり に、脳血管センターの救急治療をやめて、リハビリ重点の施設とする計画案を 発表した。脳卒中治療の根幹である救急治療を止めることは、首都圏ナンバー ワンといわれ.年間2,000人近い人たちを救ってきたセンターを専門病院と しては廃止する事に等しい。もしこの方針が実現すれば救われた筈の命を落と し、避けられた筈の重い後遺症に悩む犠牲者が続出するであろう。

 2) 横浜市長は市議会などでの質問に対して、センターの将来のあり方は外 部の専門家から成る検討会議の結論を受けて考えるとして来たが、衛生局は検 討委員会の結論が出る前にセンターの機能を弱体化する人事を行っている。
 1月未には、専門違いの消化器専門医をセンター長とした。
 4月 1日発令の人事異動ではセンターの常勤の医師6人が転出し、その後任に常勤の医師は一人も 予定されていない。内訳は、神経内科医は2名減、脳神経外科医は4名から3名へ、麻酔医は2名から 1名へ、内科医は3名から1名へ。これは全体の方針が出る前の既成事実作りである。現在の患者はもちろん、 将来の患者の安全を無視したものと云うほかない。

 3)事故は2件有ったが、そのうち1件が明るみに出たのには、良心的な医師達の内部レポートが重要であった。 その一人の神経内科医が今回事務職への異動の対象となった。神経内科の同僚ほぼ全員が直ちに疑義を公表し、 調査未完了のもう一件の事故隠しにつながる恐れを指摘した。これは極めて異例のことである。またこの医師は 厚労省の脳卒中に関する研究班の中核施設のメンパーわずか十数人のひとりである。このような医師を事務職に 配転する人事は奇怪というほかない。患者にとっては能力の高い、医の倫理に厳しい熱心な医師ほど有り難いも のはない。

 全国でも数少ない優れた脳卒中専門病院をリハビリ重点の施設に変え、実力があり医の倫理を重く見る医師を 事務職に当てようとする。この奇怪な動きは何によって起こっているのであろうか?
 この背景を探り、市民の生命と健康を害する原因を追求しなければならない。
omo