脳卒中から助かる会 ☆☆

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平成17年 7月23日
「脳卒中から助かる会」 代表 上野 正
                              同  吉田 孝
第二回活動報告

 センターをめぐる最近の様子をお知らせ致します。              

  皆様のご協力により署名も11,000を越え、著名人も何名か署名してくださいました。 もう 少しまとまった段階で市長に提出できると思います。

 脳血管医療センターは
  各地域で大勢の方々による署名集めや市会議員への働きかけ、会からの各方面への要請、要望などを おこなってきました。 その結果、脳血管医療センターの救急治療だけはなんとか残りそうな気配が見えてきました。
  けれども、内容については全く判らず、安心できません。 ただ救急部門が残るだけでは駄目なので、医療の質が大切です。 センターの神経内科部門は全国的に見て規模も大きく質も高く、(新任の一人を除いて)全国から集まった優秀な方々です。 医の倫理もしっかりしたこの立派な先生方を大切にしなければなりません。 その他の部門を 皮膚科や泌尿器科、消化器外科など脳血管と縁の薄い医師で定員を埋めないで、脳神経外科、循環器など 脳卒中専門病院として大切な部門の医師を全国から広く募集しなくてはなりません。
  外部の有識者による機能検討会議や市会の病院経営関係の常任委員会を傍聴すると、今のセンターの中が だめだとか、人間関係が悪いため医師の来手がない・・・という話を、限られた人たちが発言していました。 市長も記者会見でそのたぐいの発言をしていました。 悪口を言いふらしてセンター医師が来ない言い訳に使っています。 4月に代表二人がセンター長に会いに行ったとき、センター長の話では「医師を募集に行っても、センターの将来がどうなるか見通しが立たないからと断られた」ということでした。
 検討会議で結論を出す前の昨年11月にセンターの救急部門をやめてリハビリ重点施設とする案を出した横浜市衛生局の責任は重大です。 6月1日から、センターの365日24時間の救急が出来なくなりました。これはセンター始まって以来のことです。 医師32名定員のうち9名の欠員が出て、当直も3名から2名に減らさなければならなくなり、医師も疲労の 限界で危険である事を、会からもセンター内部の医師からも厚生労働省の医療安全推進室に訴えました。
 厚労省は、岩崎栄病院経営局長を呼んで事情聴取をしました。そのあと、土日の救急は受けないで他の病院に搬送することに なったのです。 確かに、患者を受け付けなければ事故は起きません。でも、救急患者の方はどうなるのでしょう? どこでどんな治療を受けるのでしょう? 「土日に倒れたのが運が悪い」で済まされるでしょうか?

 機能能検討会議について
 それまでの検討会議では市にリハビリ施設が足りないとか、センターは予防に取り組んでいない、北部から利用しにくい、 看護士が次々やめる等の話が多く、肝心なことが検討されて来ませんでした。 でも何故か座長の最後は「地域完結型に」で結ばれていました。 このため、6月16日に機能検討会議に対して第一回の要請を出しました。 (詳しくは会のホームページで※)
 ・センターの救急治療の実力の評価について専門家の意見を正式に聞いたり、他病院(例えば市民病院、市大センター病院)の救急 治療との比較をして欲しい。
 ・急性期治療の廃止という大きな代償を払ってリハビリにしても高々100床位しか増えないので、市内各地域の病院に回復期リハビリ 機能を設け、センターなどの専門病院と連携するシステムを構築するよう前向き、建設的に検討して欲しい。
 ・今の収支だけでなく、300億もかけた資産面での検討もするよう。
  6月24日の検討会議では、信友座長は最初に「センターの救急部門を潰すということは一回も言っていない」と発言。最後に 「センターには予防、急性期からリハビリ、介護まで揃っているので、ここを司令塔にして地域の病院と連携し、横浜方式とでも云うべき脳卒中治療のシステムを作るよう市民運動を是非起こして欲しい」とのこと。 センターに救急部門が残っても、中身のない全てのメミューを寄せ集めた司令塔では、しっかりした急性期治療が出来なくなってしまいます。 これでは今までのように患者、市民の命や健康を守ることが出来なくなり、脳血管医療センターの価値は失われてしまいます。
「次回までにたたき台を作って検討する」とのことですが、たたき台を作るまでに議論が煮詰まってきたとは思えないので心配です。
  7月19日に第二回の要請を出しました。(詳しくは会のホームページで※)
 ・日本の総合病院はどこもベッド数がせいぜい数百床と零細で、そこに脳卒中専門病棟を作っても十分な治療は難しい。
 ・センター以外に365日24時間脳卒中専門の医師、スタッフ、医療機器が揃っているところはない。今それが出来なくなっているので、 一日も早く復活させて欲しい。
 ・まずセンターを充実して、人材育成、研究、脳卒中高度専門医療を担える施設に。将来は各地域の中核病院に小規模脳卒中専門病棟を 順次に作り、リハビリ病院とも連携するネットワークを構築することが重要である。
 ・医師は医局にとらわれず全国から優秀な医師を集める。

 次回検討会議は7月26日12時半より (11時半〜12時、関内中央ビル市庁舎側 10階 10−2会議室で受付) 中区真砂町2-22 

 松岡先生のこと
 
亀田さんのお話にもあるように、事故を隠しては病院は良くなりません。 患者としては開かれた医療でなければ、安心して治療を受けられ ません。 事故隠しを一番厳しく追求した松岡先生を外に出す事は、誰が考えても報復人事です。こんなことがまかり通っては、横浜の恥です。
  また、松岡先生は学位の他、専門医として3つの資格をお持ちで、新薬t-PA の治験も多く、このような医師は横浜市にはなかなか居ないと云うことです。 近々日本で保険適用になる予定のt-PAを扱える病院の資格が厳しく決められ、センターにとって松岡先生は必要な方でもあります。
 患者や市民の立場で、真剣に医療に取り組んでくださる先生に是非センターに戻って頂かなければと思います。
  松岡先生は、手薄になったセンターの医療体制の中で、残ったお医者さん達が患者さんのために日々神経を張りつめて頑張って居られることを気遣って、一刻も早くセンターに戻って治療に加わりたいとおっしゃっています。

 亀田さんの裁判
 亀田さんの事件の裁判が6月29日に始まると、横浜市の言い分が変って来ました。答弁書で「医師の医療は間違っていない。 インフォームド コンセントが足りなかったことと院内の手続きが不足していたのが悪かっただけ。」と云うのです。 記者が「医療過誤としか考えられないことを 認めて謝罪し、処分も行ったのに、今になって医師は悪くないとは?」と訊くと、「裁判中だから云えない」。 次回は9月7日とのことです。

 市長は矛盾した発言をしています。これについては同封の 神奈川新聞の社説をご覧下さい。

 市会福祉衛生病院経営委員会
 6月29日、開かれた委員会では、民主、公明、共産、ネットの各委員からセンターに関する活発な質問が出されました。 医師不足の追求、市民が不安では困る、亀田さんの訴訟に対する市の答弁書の矛盾、最先端の医療に医局の枠はおかしい、北部が利用しにくいと云うが今のセンターをしっかり やってから、人間関係が悪いのとセンターの機能見直しとは関係ない等。

 次回は7月29日午前9時より。モニター画面ですが、誰がどんな事を発言するのか分かるので傍聴においで下さい。当日10時、市庁舎1階ロ ビー集合。

 ホームページについて
 この会のホームページは「脳卒中から助かる会」で検索すると出てきます。資料も多く載っていますので、ご覧下さい。また、知り合いの方々にも見て頂くようご紹介下さい。 (アドレスは、http://nosottyu-tasukarukai.com/

 ※インターネットをご利用にならない方で、詳しい資料がお入り用の方は上野までご連絡下されば郵送致します。(連絡先は下記)

 お願い
 
☆これから人事委員会での審議が始まります。私達も出来るだけの努力を致しますが、松岡先生の問題に積極的に取り組んでくださる方は ご連絡下さい。 お待ちしています。
 ☆有名人をご存じの方、署名をして頂くようお願いして下さい。

  会計より 6月25日現在
収入(会費、カンパ)               246,500円
支出(会場費、郵便代、紙インク代など)   107,955円   残高 138,545円



上野 正 〒231-0824横浜市中区本牧三の谷17-28
TEL・FAX 045-621-0398
吉田孝 〒235-0035横浜市磯子区田中1-20-5
TEL・FAX 045-771-7193
e-mail:dtyosida@land.linkclub.or.jp
 



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